
接遇マナーインストラクターの長峰ヒロ子です。
相手から説明などを聞いていて、いったいどこまで聞けばいいのだろう・・話がながくてよくわからない。ってことありますよね。
それって、小さな単語がたくさん転がっていて、それをただ単に繋げているだけなのですよね。
相手に伝わるように話すには、短い文章にする「句点=。」を打つことです。
「読点=、」だらけだと何を話されているかわからなくなる

1文30音節をおすすめします。下記の文章を読んでみましょう。
「商品の支払い方法について説明をしますが、私どもでは、現金とクレジットカードと銀行振り込み、キャリア決済、代金引換でお願いをしております。」
上記の文章を見ていただくと、「読点=、」が多すぎて、「句点=。」は最後の一つ。
相手は、文章を渡されているわけではありません。
あなたの声だけが頼りなのです。
「句点=。」を入れるだけでも違ってきます。
1文30音節
1文を30文字ぐらいで言いましょう。句点=。を打っていきましょう。
先ほどの文章を修正かけましょう。
「 商品の支払い方法について説明をいたします。
5点ございます。
1点目は、現金。2点目は、クレジットカード、3点目は銀行振り込みでございます。
ここまでよろしいでしょうか。
次に、キャリア決済、最後に代金引換でございます。」
「句点=。」を打つだけで話にまとまりがでます。
そして、今回の場合は、他にも工夫が必要ですね。
相手に伝えたいことが「5点」ありますから
「〇点ございます。」
と前置きすると相手はもっと聴き取りやすくなります。
言いたいことのフレーズがたくさんある場合は、似たようなフレーズをまとめましょう。

会話に限らず、文章でもそうですね。
私は、職務経歴書や履歴書を添削することが多いのですが
その際に、「読点=、」の文章が多いのです。
初めて読むわけですので、何が書いてあるか、何を伝えたいかがわからなくなります。
言いたいことがたくさんある場合は、似たようなものを一つのカテゴリにまとめていくことが必要です。
相手にわかりやすく伝えるには、まだ他にもポイントはありますが、話が長くなる方は、
この「句点=。」をたくさん打つことからやってみましょう。