
こんにちは、宮崎県の接遇マナーインストラクターの長峰ヒロ子です。
先日、買い物するためにお店に入りました。
店内は、豊富な品揃えでスタッフの方々も応対に忙しそうです。
私も商品を買ったのですが、その時の対応の言葉に残念な思いをしました。
間違った応対用語=バイト用語ともいわれています。

応対をしていると、様々な言葉を使いますね。
接客用語はマニュアル化しているところもあるかと思います。
用語の中でも間違いやすい言葉があります。
特に、「バイト用語」と言われる言葉です。
今日は、その言葉ですべて応対されたので驚きでした。
今回は4つの間違った言葉を修正します。
①よろしかったでしょうか。
これは、過去形にしているところが間違いです。
今を伝えますから、現在形で伝えることが必要です。
「よろしいでしょうか」
ですね。
この言葉は、電話応対でもよく聞く言葉です。
すべてを過去形にしているところが間違いですね。
気をつけましょう。
②~円になります。(~になります)
例えば、
「1,000円になります。」
「こちらの商品になります。」
「こちらが資料になります。」
よく聞きますよね。
「なる(成る)」は、
今の状態の変化を表すときに使う言葉です
「1,000円でございます」
と言いましょう。
③~のほう
「こちらのほうでよろしいですか」
「コーヒーのほう(お食事のほう)お持ちしました」
”ほう”の使い方ですよね
「方角」「モノの比較」「方法」などですね。
上記はあてはまりませんから
「こちらでよろしいでしょうか」
「コーヒー(お食事を)をお待ちしました」
と言いますね。
④~から
「1,000円から」
「1,000円から預かります」
預かりますを省略して「1,000円から」で終わる方もいますね。
「から」は
”どこ から どこ まで”
”誰から?”
などの時に使いますよね
「1,000円お預かりします(お預かりいたします)」
と言いましょう。
まとめ・・・まだ他にもありますが

敬語は、私と相手の差を埋める言葉です。
応対用語にはたくさんあります。
普段たくさんの会話をして、会話が飛び交っていて、
耳でなんとなく聞いて覚えて、その言葉を使っていることも多いものです。
間違った言葉遣いをこれが正解と思って使っていることも多いのです。
今一度、敬語を見直すと信頼度はアップします。正しい言葉遣いを覚えていきましょう。