初めまして~接遇マナーインストラクターの長峰ヒロ子です。
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最近、「○○ジェンダー」と言う言葉を聞いたり目にするようになりましたね。
ジェンダー(gender)とは、社会的・文化的な役割としての「男女の性」を意味する語である。人間社会における心理的・文化的な性別、社会的な役割としての男女のあり方、「男らしさ」とか「女はこうあるべき」といった通念を意味する語。しばしば、身体的特徴としての性別(=sex)と対比される。
http://実用日本語表現辞典
その中で、心と体の性が一致しない人のことを「トランスジェンダー」と言います。性別は「女性」ですが、心は「男性」。逆に性別は「男性」ですが、心は「女性」ということです。
新しく仕事を探す際に、履歴書を提出しますが、現在の履歴書は、性別欄の記載があります。
男・女に〇をつける。悩みますよね。履歴書に戸惑う悩む方の声に厚生労働省も履歴書の見直しに着手されました。
就職差別(採用差別)をなくそうという動きから生まれた新しい履歴書様式
変更点は大きく2点
厚生労働省では、昨年、参考にしていただく様式例(厚生労働省履歴書様式例)を作成しました。
従来の日本規格協会が示していた履歴書様式例(通称JIS規格様式例)との異なる点は
1.「性別の欄」を任意と設定(書いても、書かなくてもよい)
2.「通勤時間」「配偶者」「配偶者の扶養義務」「扶養家族の欄」の項目の削除
履歴書の様式例のPDFはこちら
別添 厚生労働省が作成した履歴書様式例[PDF形式:113KB]
こちらからダウンロードして、活用できます。
悩んでいる方には安心して使うことができますよね。
文具メーカーも性別欄のない履歴書を加えた
国のみならず、文具メーカーのコクヨさんも、従来のラインナップに性別欄のない履歴書を加えています。
調べてみますと、B5版、A4版の販売です。こちらは、性別欄のみ開示されないものになっていますので、従来の通勤時間等の記載欄はあります。
上記サイトから、用紙の中も(PC用、スマホ用)で確認できるようになっていますから、ゆっくり見るといいですよ。
まだ始まったばかり、企業さんへの周知もまだ十分でないかも知れません。
企業さんの中には、積極的に取り入れているところもあります。
時代は変化しています。履歴書の項目も同じですが、記載する欄は(特に右側)は自分が何を相手に伝えたいかで選ぶことが大事ですね。人それぞれです。
自分に合った履歴書選びをして就活にはずみをつけましょう。